こんな自作結婚式ムービーはNG!おすすめできない残念な手作り結婚式ムービー11例と注意点

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7割以上の新郎新婦さまが採用しているという結婚式ムービー。

最近では初めてでも使いやすい動画編集ソフト・アプリが簡単に手に入るようになったことで、新郎新婦さまが自作する手作りの結婚式ムービーが増えているようです。

その一方で、ゲスト受けがいまいちだったり視聴が難しかったりなど、残念な結婚式ムービーが存在することも事実…。

結婚式ムービーは人生で何度も制作するようなムービーではないので、初めて制作する場合は残念な仕上がりになっていたとしても自分では気づかないことがほとんどだと思います。

そこで今回は、おすすめできない残念な手作り結婚式ムービーの例と注意点を解説!

自作結婚式ムービーのNG例として、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること

  • おすすめできない結婚式ムービーの写真選び
  • おすすめできない結婚式ムービーのコメント選び
  • おすすめできない結婚式ムービーのBGM選び
  • おすすめできない結婚式ムービーの上映タイミング

おすすめできない結婚式ムービーNG例【写真編】

結婚式ムービーの素材を準備するときに楽しくもあり大変でもあるのが写真選び。

使用できる写真の枚数には限りがあるので、使いたい写真をすべて使うことができなかったり、その逆に写真が足りなくて困ったりする場合もあるでしょう。

まずは自作結婚式ムービーのNG例として、おすすめできない写真の選び方についてお伝えします。

縦向きの写真で映像の左右に余白が目立つ

映像は横向きなので結婚式ムービーの素材としては横向きの写真がおすすめなのですが、スマホを縦にして撮影することが多いせいか縦向きの写真が多くなる傾向があります。

その場合、縦向きの写真を画面にすべて表示しようとすると映像の左右に余白が目立ってしまい、写真を大きく表示するのが難しくなります。

▲縦向きの写真を画面にすべて表示した場合、映像の左右に余白が目立つ

一方で左右の余白をなくして写真を大きく表示しようと、縦向きの写真を画面の横幅いっぱいに伸ばすと、写真の大部分が表示されなくなり画質も荒くなるというジレンマに。

▲縦向きの写真を画面の横幅いっぱいに伸ばした場合、写真の一部しか表示できず画質も荒くなる

どちらにしても縦向きの写真は映像化に適していないため、できる限り横向きの写真を選ぶのがおすすめです。

集合写真で新郎新婦さま本人がどこにいるか探せない

懐かしい思い出を振り返る結婚式プロフィールムービーでは、集合写真を使うことも多くなるでしょう。

ですが、あまりにも人数が多すぎる集合写真は結婚式ムービーの素材としては考えもの。

なぜなら肝心の新郎新婦さま本人がどこにいるか探せないからです。

もちろん集合写真のすべてが良くないわけではなく、集合写真でしか伝えられないこともあります。

ムービー全体に集合写真が占める割合やバランスをみて選ぶのおすすめです。

複数写真のコラージュで内容が伝わらない

▲コラージュでしかも縦向きの写真の場合、かなり写真が見づらくなる

使いたい写真がたくさんある場合によくやりがちなのが複数写真のコラージュです。

一画面に複数の写真を一気に表示できるのでたくさんの写真をゲストに見てもらえるというメリットはありますが、ひとつひとつの写真をしっかり見てもらえない…というデメリットも。

コラージュをすることでひとつひとつの写真が小さくなるため、写真が見づらくなって内容が伝わりにくくなります。

結婚式プロフィールムービーでは一画面の表示時間が7~9秒程度になるので、複数の写真を一画面にまとめたコラージュではすべての写真をしっかり見ることはできません。

結局見てもらえる写真は限られてきますし、写真を見るのに忙しくて内容に感情移入する間もなく終わってしまうのです。

欲張ってコラージュを使うよりも、厳選した写真をじっくり見てもらうほうがゲストに気持ちを伝えることができるでしょう。

おすすめできない結婚式ムービーNG例【コメント編】

写真では伝えきれない内容や気持ちを伝えるためになくてはならないのが、写真に添えてメッセージを伝えるコメントです。

写真が決まればコメントを考えるのはそれほど難しい作業ではありません。

ですが、結婚式ムービーではコメントの表示に決まりがあるので、そのルールに従って言葉を選んでいく必要があります。

そこでつぎは、結婚式ムービーでおすすめできないコメントの選び方や表示例についてお伝えしますね。

結婚式では避けるべき「忌み言葉」が使われている

結婚式というお祝いの席では、おめでたいシーンにはふさわしくないとされる「忌み言葉」があり、避けるべきだとされています。

例えば、別れや不幸を連想させる漢字や言葉などです。

若い世代など親しい友人の間ではそれほど気にしなかったり、昔ほど厳格に避けられているわけではなかったりするものの、さまざまな世代が集まる結婚式では言葉選びにも配慮するのが望ましいと言えます。

コメントの文字数が多すぎて読み切れない

写真一枚の表示時間が限られている結婚式ムービーでは、表示時間内にコメントを読んでもらうために文字数にも制限があります。

写真の状況説明だけなど、あまりにも少なすぎる文字数もつまらないのでおすすめしませんが、多すぎる文字数も読み切れないのでおすすめできません。

写真の表示時間にもよりますが、写真一枚あたりの文字数は20文字程度に収めておくのが無難です。

コメントが画面から見切れて読めない

コメントを配置する場所にもルールがあります。

動画編集ソフト・アプリで制作しているときにはきちんと表示できていても、いざスクリーンに映し出してみるとコメントが画面から見切れて読めない…という場合も。

そうならないためには、コメントの表示範囲をしっかり確認しておく必要があります。

専門用語になりますが、セーフマージン内にコメントを配置しないと画面から見切れて読めなくなる可能性があるので要注意です。

コメントの文字が背景と同化して読みづらい

コメントに使用する書体(フォント)や文字色によっては、その背後の写真の色と同化して読みづらくなってしまう場合があります。

例えば白っぽい背景に白い文字、濃い色の背景に黒い文字を配置する場合ですね。

▲コメントの文字色が背後の写真と同化して読みづらい

フォントや文字色はデザインの良し悪しに大きく影響してくる部分なので、動画制作者にとっても悩みどころなのですが、結婚式ムービーでは多少デザイン性が劣ったとしてもコメントの読みやすさを優先させるべきでしょう。

文字に縁取りの装飾を施したり文字の背景に色付きの帯を敷いたりして、コメントが読みやすくなるように工夫するのがおすすめです。

▲白い文字に黒い縁取りの装飾を施した例
▲白い文字の背景に黒色の帯を敷いた例

おすすめできない結婚式ムービーNG例【BGM編】

結婚式ムービーの印象を大きく左右すると言っても過言ではないのがBGMです。

結婚式ムービーのBGMとして人気がある楽曲はたくさんあるので迷ってしまいますが、注意しなければならない点もいくつかあります。

つぎは、おすすめできないBGMの選び方について、こんなケースは残念…というNG例をご紹介します。

曲の雰囲気で選んだら歌詞の内容がNGだった

おしゃれな結婚式ムービーにしたい!ということでBGMに洋楽を選ぶ場合は歌詞の内容に注意しなければなりません。

洋楽というだけで雰囲気のある結婚式ムービーに仕上がりやすいのですが、イメージだけで選んでしまうのはNG。

曲の雰囲気で選んだら実は別れの曲だった…など、歌詞の内容が結婚式にふさわしくない場合があるからです。

英語に堪能なゲストが結婚式にふさわしくない洋楽を聞きながら苦笑いしてしまわないように歌詞の内容はしっかりチェックしておきましょう。

メッセージ性がありすぎる曲でコメントの内容が頭に入ってこない

歌詞の意味がダイレクトに伝わる邦楽にも結婚式ムービーにおすすめの人気曲がたくさんありますが、この場合にも注意点があります。

歌詞の内容にストーリー性があるなどメッセージ性がありすぎる曲の場合、コメントの内容が頭に入ってこないという状態に陥りやすくなるのです。

音楽という耳から入ってくる情報と文字という目から入ってくる情報が頭の中でごちゃごちゃになってしまい、脳がその処理に追われてしまうんですね。

できればコメントを読むのが苦にならないような、BGMとして聞き流せるくらいの曲を選ぶのがおすすめです。

Hotaru
Hotaru

とは言っても邦楽の場合はなかなか難しいので、音楽と写真のイメージにギャップがないか考える程度でいいかもしれません。

おすすめできない結婚式ムービーNG例【上映タイミング編】

最後は結婚式ムービーを上映するタイミングについてのNG例です。

分刻みで動いていく慌ただしい日程の中、結婚式ムービーの上映時間はあらかじめ決められています。

ここでは、こんなタイミングで結婚式ムービーを上映するのはNG!という例をまとめました。

新郎新婦さま自身がその場にいるタイミングでの上映

オープニングムービーやエンディングムービー(エンドロール)の場合は上映タイミングに迷う必要はありませんが、考える必要があるのはプロフィールムービーです。

プロフィールムービーの上映タイミングはとても重要で、このタイミングを間違えるとムービーに込めた想いが伝わり切れず消化不良の状態になってしまいます。

プロフィールムービーを見ているゲストの反応を見たいという気持ちもあるかと思いますが、上映タイミングとしてベストなのはお色直しの中座中です。

新郎新婦さま自身がその場にいるタイミングで上映してしまうと、ゲストと交流する時間がなくなり、お色直しの間、時間を持て余してしまいます。

あえて二人がその場にいないことでゲストもプロフィールムービーの世界に没頭することができますし、感情移入もしやすくなるので、できれば二人がいないタイミングで上映することをおすすめします。

サプライズムービーなど余興と重なるタイミングでの上映

結婚披露宴の後半にプロフィールムービーを上映しようと考えている場合も注意が必要です。

食事が進んでお酒も入っている結婚披露宴の後半、ゲストが完全にリラックスしている状態で行われるのが余興です。

余興は新郎新婦さま二人の友人や職場の方などがお祝いとして行うものですが、最近ではサプライズムービーを取り入れるケースが多く、それぞれのムービーがこのタイミングに集中してしまうということがよく見られるようになってきました。

もしこのタイミングで新郎新婦さま二人のプロフィールムービーを上映してしまうと、ムービーの視聴が長時間になってしまいます。

上映中は会場もずっと暗いままなので食事も会話も満足にできませんし、何と言ってもゲストに飽きがきてしまうのが問題です。

プロフィールムービーは余興と重ならないタイミングで上映することをおすすめします。

自作の結婚式ムービーは手作り感が魅力!

今回は残念な結婚式ムービーの例としていろいろなケースをお伝えしてきました。

おすすめできない写真選び、コメント選び、BGM選び、上映タイミングについてご紹介しましたが、とは言ってもやはり自作の結婚式ムービーは手作り感が魅力です。

少しくらい上手くいかない部分があっても、それがかえって味となり手作りならではの温かみが感じられるもの。

ゲストに伝えたい!という気持ちがあれば、自然に見やすく読みやすい結婚式ムービーができあがるはずです。

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