結婚式ムービーの作成を考え始めたとき、手作りにするべきなのかどうか迷ってしまった新郎新婦さまも多いと思います。
実際、結婚式ムービーを業者に依頼せず自作するカップルも多く、その割合は年々増加傾向にあるようです。
今は動画編集ソフトやアプリも使いやすいものがどんどん普及しているので、自作のハードルが下がっているのもその理由でしょう。
今回は、結婚式ムービーを自作するか業者に依頼するか迷っている新郎新婦さまに向けて、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
どちらにするか決断するサポートになれば幸いです。
この記事で分かること
- 結婚式ムービーを自作した場合のメリット・デメリット
- 結婚式ムービーを業者に依頼した場合のメリット・デメリット
結婚式ムービーを自作すると…

最近では、スマートフォンでも気軽に動画編集ができるようになったため、結婚式ムービーを自作するハードルがどんどん低くなっています。
結婚式ムービーを自作するとどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
結婚式ムービー自作のメリット

結婚式ムービーを自作する新郎新婦さまが増えているのは、自作のメリットが大きいからだと言えます。
以下、結婚式ムービー自作のメリットをまとめてみました。
①結婚式ムービー作成にかかる費用を節約できる
無料で使用できる動画編集ソフト・アプリを利用すれば、結婚式ムービー作成にかかる費用を節約することができます。
これは1本あたりの費用になるため、作りたいムービーの種類が多くなればなるほど費用はどんどんふくらんでいきます。
クオリティを上げたい場合は有料の動画編集ソフト・アプリを利用するのがおすすめですが、その場合でも作成に必要なものを一通りそろえてしまえば、ムービーをいくつ作ってもそれ以上お金はかかりません。
②オリジナリティあふれる個性的なムービーが作成できる
完全にオリジナルの構成でムービーの流れを組み立てたり、好きなように演出したりできるのも自作ならではです。
自作であれば、よくある結婚式ムービーには見られないオリジナリティあふれる個性的なムービーが作成できます。
③使用する写真の枚数に制限がない
自作の場合は構成も演出もすべて自由に考えることができるため、使用する写真の枚数に制限がなく、好きなだけ思うように表示することができます。
使いたい写真が多くて選ぶことができない場合でも、自作ならたくさんの写真をゲストに見てもらえるかもしれません。
④理想のイメージを追求しながら作成できる
「こんな結婚式ムービーにしたい!」という、お手本となるムービーがある場合、自作をすることで理想のイメージに近づけることが可能です。
自分たちの結婚式の雰囲気に合わせて理想のイメージを追求しながら作成できるため、結婚披露宴と結婚式ムービーがちぐはぐな雰囲気になってしまうのを防ぐことができます。
⑤手作り感あるムービーで想いが届きやすくなる
自作の最大のメリットと言えるのが、手作り感がもたらす温かみです。
手作りのものは何でもそうですが、結婚式ムービーで誰かに想いを届けたいのなら、時間と手間をかけて手作りしたムービーのほうが気持ちを込められるでしょう。
結婚式ムービー自作のデメリット

以上のように自作にはメリットがたくさんありますが、それなりにデメリットが存在していることも事実です。
結婚式ムービーの自作にはどのようなデメリットが考えられるのか、準備をスタートする前に確認しておきましょう。
①すべて試行錯誤しながら自力で作成しなければならない
自作の場合は、動画編集ソフト・アプリのリサーチから実際の編集作業、DVDへの書き出しまで、当然ですがすべて自力で行わなければなりません。
何か分からないことが出てきたりトラブルが発生したら、自分で調べて試行錯誤しながら対処していく必要があります。
②作成するのに時間と手間がかかる
結婚式ムービーを自作するのに必要なのは時間と手間と言ってもいいほど、動画編集に慣れていない新郎新婦さまにとっては大変な作業になります。
動画編集ソフト・アプリの使い方を習得する時間がかかるほか、実際の動画編集作業でも「ああでもない、こうでもない」と何度もやり直しを繰り返すこともあるでしょう。
③ムービーのクオリティが保証できない
結婚式ムービーを自作する場合、その仕上がりは制作者のセンスや技量に左右されます。
どのような仕上がりになるのか、ムービーが完成するまでクオリティが保証できないという点がデメリットと言えます。
④完成まで仕上げられず挫折してしまう可能性がある
何かと慌ただしい日々の中、結婚式準備に追われて時間的な余裕がない新郎新婦さまも多いことでしょう。
パソコンや動画編集ソフトに慣れていない場合、難しさのあまり完成まで仕上げられずに途中で挫折してしまう可能性も。
⑤式場のスクリーンで再生できないリスクがある
ムービー自体は無事完成したとしても、式場のスクリーンで上映できなければ意味がありません。
式場ではDVD再生が一般的で正しく書き出しを行わないと再生できないリスクがあるため、自作の場合はその点もしっかり押さえておく必要があります。
結婚式ムービーを業者に依頼すると…

結婚式準備にはとても多くの時間を費やすことになるため、忙しい新郎新婦さまにとっては結婚式ムービーを自作するよりも業者に依頼したほうがメリットが大きい場合があります。
結婚式ムービーを業者に依頼するとどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
結婚式ムービー業者依頼のメリット

結婚式の準備はすべてを自作する必要はないため、手作りできるところは手作りし、誰かを頼るところは頼るのがスマートなやり方です。
結婚式ムービーなど時間や手間がかかるアイテムは、業者に依頼すると以下のようなメリットがあります。
①ムービーのクオリティが安定している
結婚式ムービーを業者に依頼する場合は、あらかじめ元となるサンプルムービーを確認したうえで注文するのが一般的です。
そのため、完成後のムービーがどのような仕上がりになるか想像でき、安定したクオリティの結婚式ムービーを作成してもらうことができます。
②素材を提出すれば作成はほとんど丸投げできる
あらかじめ構成が決まっているムービーの場合、写真やコメントなどの素材を提出すればあとは待つだけで結婚式ムービーが完成します。
写真を選んだり指定したりすること自体が面倒な場合は、すべて丸投げでOKという業者もあるので、信頼できる業者にお任せするのもおすすめです。
③素材の準備や作成のスケジュールが立てやすい
いつ完成するのか分からない自作と違って、業者に依頼する場合は完成日の目安が分かるためスケジュールが立てやすいのもメリットです。
前撮り写真を素材として使いたい場合にも逆算して撮影日程を組むことができ、式場への持ち込みや試写の日程も組みやすくなります。
④時間がない場合でも急ぎで作成してくれる業者がある
結婚式ムービーの作成を後回しにしていて式場への提出期限がギリギリになってしまっていても、業者に依頼すれば間に合う可能性があります。
時間がない新郎新婦さまのために急ぎで制作を行うオプションサービスを設けている業者も多いです。
⑤市販楽曲を使用する場合に申請代行を依頼できる
BGMとして市販楽曲を使用したい場合は音楽著作権(複製権)の利用申請が必要ですが、申請は個人では行えないため、業者や式場に依頼することになります。
結婚式ムービーを作成してくれる業者に申請代行を依頼すれば、式場に頼むよりも安く申請でき、面倒な手続きも不要です。
結婚式ムービー業者依頼のデメリット

安心・便利な業者依頼ですが、依頼する業者によってはデメリットが発生する可能性があります。
結婚式ムービーを制作している業者を選ぶ前に、以下のようなデメリットについても理解しておきましょう。
①作成に費用がかかる
結婚式ムービーを業者に依頼する場合、制作費用の相場は1~10万円と業者によってピンキリです。
ムービーを複数作成したり、オプションを追加したりするごとに費用がどんどんふくらんでいくため、予算内に収まるように注意する必要があります。
②どこかで見たようなムービーになる場合がある
広告を出しているような大手の業者になると、知名度がある分、出回っている結婚式ムービーの数も多くなり、ほかのムービーとのかぶり率も高くなります。
そのため、ゲストにとってはどこかで見たようなムービーになってしまう可能性が高いです。
③結婚式のテーマに合うムービーを探すのが大変
結婚式にテーマを設けている新郎新婦さまは多いですが、結婚式のテーマに合うムービーを探すのはなかなか大変だったりします。
会場の雰囲気に合わないテイストのムービーを選んでしまうと、ムービーだけが浮いてしまう状況にもなりかねません。
④できることとできないことがあるので妥協が必要
何もかも自由に作成できる自作と違い、業者に依頼する場合はある程度の制約があることは仕方ありません。
「ここがこうだったらいいな」と思っても内容によっては希望が通らない場合もあるので、できないこともあると理解し、妥協することも必要です。
⑤業者とのやり取りを面倒に感じる場合がある
素材を提出すればあとは待つだけ…と思っていても、実際にはムービーが完成するまでに業者とやり取りを行う場面が出てきます。
写真の差し替えやコメントの確認、完成後のムービーの確認など、その都度やり取りが発生するため、それらの連絡を面倒に感じてしまう新郎新婦さまもなかにはいるかもしれません。
自作か業者か迷ったら優先順位を考えてみよう

結婚式ムービーの作成を手作りすべきかどうか迷ったときは、自作と業者依頼それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分たちにとって何が優先なのか考えてみることが大切です。
「時間や手間がかかってもいいからお金を節約したい!」という場合は自作に、「お金を節約できなくてもいいから時間や手間がかからないほうがいい!」という場合は業者に依頼する、というような感じですね。
究極は、お金も時間も手間もかからず、クオリティも保証されていて、式場で問題なく再生できることではないでしょうか。
一般的な動画制作会社は料金が割高になってしまうのがネックですが、個人クリエイターがサービスを出品しているココナラを利用すれば、自作・業者依頼それぞれの良いとこどりができます。
興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
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